こんにちは! choco._.ricoです!
今日はどんな日でしたか?
学生の就活支援に携わり、いつの間にか20年以上の月日が立ちました。
その間に、キャリアカウンセラーの資格も取ったり…
そんな経歴のせいか、「就活支援の仕事をしているから、自分自身の就職活動は
かなりしっかりやっていたんでしょ?」という質問をよく受けます。
「そうです!」と言いたいところですが…
…実際には全くの「就活ネガティブ」な学生でした。
そんなキャリアカウンセラーの就活を少しご紹介したいと思います。
❐就職氷河期の就活
私が就活をした頃(当時は「就活」という言葉もなく、フツーに就職活動、と
言っていましたが..(笑))、世の中はバブル崩壊後の最初の就職氷河期でした。
2つ上の先輩は、まだバブル期の就活だったため完全な売り手市場。
「◯◯社、△△社、☆☆社の3社から内定をもらった」(←どこも超大手)
なんて話す先輩の話を聞いて、「ふーん、そうなんだ〜。就職活動って楽かも?」と
軽く考えていました。
そして、就職のことをあまり真剣に考えていなかった私は、
大学4年の4月から1年間の海外留学に旅立ちました。
そして翌年の3月に帰国。
(帰国の翌日に「地下鉄サリン事件」が起き、海外よりも日本の方が危険?!と
思ったことを強烈に覚えています…)
帰国後、就活を始めましたが、その時はすでにバブルが崩壊し、「就職氷河期」に
突入していました..
「….あれ?」というのが正直な感想でした…
就職氷河期に突入した就活では「採用見送り」という言葉のオンパレード。
「この会社も、あの会社も、今年は募集をしない」
つまり、受けるチャンスすらもらえない、という状況になっていました。
しかし、のん気な私は、そんな中でも
「就職かー、えー、社会人になりたくないなー。ずっと学生でいたい…」と
就職活動へのエンジンが全くかかっていない有様でした。
「みんなと同じスーツを着て、就職活動したくないなあ…」
(当時は、黒のスーツではなく、紺色のスーツが主流でした。時代が違いますね。(笑) )
「電車の中で、『あの子、就職活動中なのね、大変そう…』って思われるの、嫌だなあ…」
(→自意識過剰(笑) )
と、甘っちょろいことを考えていました…
❐就活へのこだわり
そんな私でしたが、就活をしないわけにもいかず、仕方なく活動を始めました。
その時にこだわったのは、「自分が学んだ語学を使えること」でした。
「1年間留学したし、使える会社に行きたいよねー」
と、これまた深く考えずに、就職活動を始めたのでした。
そこで、自分の通っていた大学の就職課に行ってみたところ、
いくつか自分が学んだロ◯ア語の使えそうな求人を発見!
さっそく、事務の方にその求人について質問をしてみました。
…しかし、私が望むような情報は何ももらうことができず、
その時に「ああ、ここは求人票を見るためだけの場所なんだ」と思い、
その後は、OB・OG訪問をしつつ、情報収集を行っていました。
「就活の軸」が「語学を使える」ということだけだった私の就活は、
今の私からすると、相当な「さまよう就活」だったと思います。
・商社(語学を使う、と言ったら商社だよね!と思っていた..)
・財団法人(経済支援や文化交流等で、使える可能性あり!)
・メーカー(海外に支店があるから)
・銀行(海外に支店があるから)
という理由だけで受けていました…
当時、どんな志望動機を考えていたのか、忘れましたが
相当ボヤッとした志望動機を作っていたのではないかと思います。
そして、就活はしつつも、実際にはあまりエンジンがかかっていない
状況だったのです…
そんな私の就活が、あることがきっかけで、変化することになります…
長くなってきたので、続きはまた次回…